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ゴルフデビュー

<初心者ゴルファー向け>これだけは抑えておきたい!ゴルフのマナー(コース外編)

初心者ゴルファーやこれからゴルフを始めようという人の中には「ゴルフはマナーが厳しい」というイメージをお持ちの方が多いかも知れません。「ゴルフ場ではどんな格好をすれば良いのだろう?」「何をして良くて、何はダメなのだろう?」「覚えることがあって大変」など様々な疑問が湧くのも理解できます。

以前だと、ゴルフを始めたばかりの方はコースデビューの前に十分に練習を積み、「デビュー戦」で会社の上司や先輩たちに厳しくマナーを教えられたという話をよく耳にしました。しかし、最近のゴルフ場は価格だけでなく、マナーについても徐々にその敷居が低くなってきています。

マナーを辞書で調べると「態度。礼儀。礼儀作法。」とあります。ゴルフにはいくつかのマナーがあることは確かですが、それらは、例えばレストランで食事をするときくらいの堅苦しいものではないことがほとんど。最低限知っておきたいマナーともなれば、その数はそれほど多くはなく、それこそ、食事をするときに相手を不快にさせない程度の「礼儀作法」くらいと考えておけば良いでしょう。

ここでは、初心者ゴルファーの方が覚えておきたいゴルフ場(コース外)での基本的なマナーをご紹介します。コース上でのマナーについては、別の記事でご案内します。

●入場時の服装

ゴルフ未経験の方にとって、ゴルフ場はまさに未開の地でしょう。きっと敷居が高いイメージの中で、どんな服装でゴルフ場に行けば良いのか迷ってしまうはずです。

ほとんどのゴルフ場では、個々に入場時やプレー時のドレスコードを設けています。とてもカジュアルなところから、ジャケットの着用が求められる名門コースや高級コースまで様々。各ゴルフ場のホームページや予約サイトにドレスコードは記載されていますが、むしろ最低限以下の服装は「NG」ということだけは覚えておきましょう。

・Tシャツやタンクトップ
・デニム
・あまりに短いパンツやスカート
・サンダル、スニーカー、ハイヒール

また、ジャケット着用を必須としているゴルフ場も、近年の夏の猛暑のせいか夏場(6月〜9月)のジャケット着用を不要としているところが増えていますので、来場前にホームページなどをしっかりチェックしておきましょう。

そして、新型コロナウイルス感染拡大の影響により、ゴルフ場入場時の服装にも変化が表れてきました。これまでは、ロッカーでゴルフウェアに着替えてプレーすることが当たり前でしたが、感染防止のためロッカーの貸し出しを休止し、ゴルフウェアのままの入退場を推奨しているゴルフ場も増えています。そうした点では、日本のゴルフ場もかなりのカジュアル化が進んでいますし、ゴルフ場の敷居はずいぶんと下がっていると言えるでしょう。


出典:楽天GORA

●プレー時の服装

こちらもゴルフ場ごとにドレスコードがありますが、基本的には性別関係なく襟付きのトップスとパンツが原則となりますが、最近は男女のショートパンツ、女性ではミニスカートをはくゴルファーも増えてきました。また特に名門コースや高級コースにおいてショートパンツを履く時のハイソックス着用を必須とするゴルフ場もありますが、近年はショートソックスも増えつつあります。

しかし、プレー中はラフなどの茂みに入ることもあるでしょうし、自然に囲まれたゴルフ場には虫も多いため、なるべく肌の露出は抑えた方が良いでしょう。

そして冬など防寒が必要な季節では、カーディガンやトレーナー、セーター、ダウンベストなどがおすすめ。キャップやバイザーの代わりにニットキャップをかぶったり、耳当てやネックウォーマーの使用も問題ありません。

●遅刻しない

これはゴルフというよりも社会人としてのマナーですよね。ゴルフの場合は、少なくともスタート時間の30分前にはゴルフ場に到着しチェックインと着替えを済ませ、10分前にはティーインググラウンドに着くということを心がけておきましょう。

そして万が一、遅刻しそうなときは同伴者やゴルフ場に連絡をすることをお忘れなく。これも社会人としてのマナーですね。

●携帯電話はマナーモードか電源を切る

クラブハウスやコースでは、携帯電話をマナーモードにするか電源を切り通話は控えるようにしましょう。クラブハウスに通話ができるスペースがあるゴルフ場もありますので、通話が必要なときは、そうした場所でお話することがマナーです。

●クラブハウス内では帽子、サングラスを脱ぐ

プレー中に着用するキャップやサングラスも、クラブハウス内では脱ぐのがマナー。これもお食事と変わらない心構えですよね。国内のゴルフ場では、ハーフで昼食休憩をするプレースタイルがほとんですが、そうした時もキャップやサングラスを取ることを忘れないようにしましょう。

●シューズをエアーガンであらう

ゴルフ場にはゴルフシューズやズボンについて芝や汚れを空気圧で飛ばすエアーガン(シューズクリーナー)という機械があります。プレー後はシューズに芝生がついており、そのままだとクラブハウスを汚してしまいますので、しっかりとエアーガンでシューズやズボンについた芝生や汚れを落としましょう。

またエアーガン付近には乾燥したタオルや濡れタオルが用意されています。ラウンド後はエアーガンだけでなく、タオルでシューズをきれいにしてからクラブハウスに入ることを心がけましょう。

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多数のゴルフメディアで記事を書いています。
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